2021.12.18痛みの改善
人は熱に弱い
人は熱に弱い生き物です。
↓
人の体はタンパク質で出来ています。
↓
タンパク質は40℃以上熱が加わり続けると分解されていきます。
↓
脳の成分は6割が脂肪、4割がタンパク質です。
人は風邪を引いて40℃を超えると、脳のタンパク質が分解し始め命の危険がでてきます。
↓
骨の成分は2割がカルシウム、8割がタンパク質で出来ています。。
肩こり、腰痛等で痛めている所は炎症(関節炎、筋膜炎)を起こしています。炎症が40℃を超えると骨が溶け始めていきます。
人は体温より圧倒的に低い気温0℃以下でも耐えられますが、体温以上35℃~40℃を超えてくると熱中症などで倒れてしまいます。
この様に、体に熱を加え続けるということはデメリットが多いのです。
例えば:魚もタンパク質で出来ていて、温め続けると鮮度が落ち、傷んでしまいます。
どの様に鮮度を保つかというと、氷水につけて鮮度を保ちます。
人も同様に、鮮度を保つために痛めている所(頭や首、肩や腰)に氷水(アイシング)をします。
昔はよく熱が出た時は、水枕で頭や首を冷やして除熱をしていました。
現代では薬に頼ってしまうことが増え水枕も使わなくなり、見かけなくなってしまいました。
ですが、昔も今もやることは一緒です。熱や炎症を取り除くには必ずアイシングです。
toreta整体院/整骨院 山崎
2021.12.09痛みの改善
頭痛と気圧
今回は頭痛と気圧の関係についてお話していこうと思います。
頭痛が起きる原因の一つに気圧の変化があります。
人は「1気圧」を体に受けていることが正常で、少しでも減圧すると体が膨張し異常を起こします。
想像していただきたいのは、スナック菓子など、密封された袋を山に持っていった時です。
山は上に登っていけばいくほど、気圧が低くなります。そうすると袋は膨張してパンパンになってしまいます。
低気圧の時は、人間の体も同じように、内側から膨張してパンパンになっている状態だということです。
こうなると、血液が膨張し、血管を拡張させてしまいます。
さらに血管だけでなく、脳内が膨張すれば頭蓋骨に脳が圧迫されます。
その他に、肺もスナック菓子の袋のように低気圧時は膨らむ傾向にあり
ガスの換気率が低下してしまうのです。
ガスの換気率が低下すれば酸素摂取量も低下し「脳が“酸欠”状態」を起こします。
この様に、気圧が低下することによって頭痛が起こる要因がいくつか出てくるのです。
頭痛が起きている時、脳は熱を生じています(鬱熱)。
日常のストレスも溜まりすぎると、脳はストレスを熱に変換します。すると頭痛が起こりやすくなります。
外から脳の除熱を助ける事で頭痛を抑える事が出来ます。
以前にもお話した『アイシング』をします。
アイシングをして頭をクールダウンすることで頭痛がおさまってくるはずです。
「頭寒足熱」という言葉があるように頭は必ず冷やします。
是非実践してみてください。
toreta整体院/整骨院 山崎
2021.10.21痛みの改善
こむら返りをよくする人
寝ている時や歩いている時など、頻繁に足をつってしまう方多いんじゃないでしょうか。
なぜ、つってしまうのか?説明していきたいと思います。
現代人はとにかく歩くことが少なく、腰や下肢の関節に必要な荷重がかけられないことが多く
関節が必要以上に緩んでしまうことがほとんどです。
関節が緩む状態が続くことによって、下肢筋肉は必要以上に引っ張りの緊張をし続けています。
それと同時に、軟らかい弾性体の筋肉は伸ばされれば元に戻ろうとする習性があります。(ゴムを引っ張って離せば元に戻る様に)
「こむら返り」はその必要以上に緊張してしまった筋肉が元に戻ろうとするときに発生します。
関節が緩む状態とは どういう状態かというと
引っ張られる力が働く状態
各関節はくっついている(荷重がかかる)状態が正常で
反対に少しでも引っ張られる力(牽引力)が加わると緩んでいきます。
寝ている状態
立っている状態というのが重力を真上から体に受け関節が安定する状態
寝ている状態というのが重力を真上から体に受け関節が緩んでいく状態
(例えば:ジェンガを縦に積み重ねていくと安定するが、横に倒すとバラバラになる様)
長時間のイス座り
座っている状態が長く続くと骨盤が開いていき、下肢筋肉が張ってきます。
ふくらはぎを使わないため浮腫み、足がつる原因になります。
では、つらない体にするにはどうしたらいいのか?
『ウォーキング』をするのです。
歩いた時のふくらはぎの収縮運動が大切で、ふくらはぎは下肢に溜まった血液を
収縮運動によって心臓に送り返す役割をします。
このことから、ふくらはぎは『第二の心臓』と呼ばれるのです。
ただ、歩き方も大事になってきます。
「足首を使う」ことが大事で、かかとから着いて、つま先でけり上げる
これが出来ていない方が意外と多いです。
これを意識して歩いてあげると、浮腫みが解消され
骨盤や各関節が安定していき、足がつることも減っていくでしょう。
toreta整体院/整骨院 山崎
2021.09.11痛みの改善
変形性関節症について
肩関節や膝関節、股関節の痛み、「ずっと痛いけど我慢できるから大丈夫」という方
そのまま放っておくと変形してしまうかもしれません。
変形性膝関節症を例に話していきたいと思います。
まず膝関節の構造は、太ももの骨(大腿骨)と足のスネの骨(脛骨)を繋ぐ関節です。
この関節は歩く時の動作や階段の上り下り、正座などをする時に働く関節です。
膝痛は主に、膝への強い衝撃などで痛めた場合でなければ
原因は「骨盤のねじれ」から生じてきます。
本来、人は骨盤で上半身、下半身を支えています。
不良姿勢などで、骨盤がねじれ体の重さを骨盤で支えられなくなると
膝へと負担がかかり、膝関節間に摩擦が起き「関節炎」となって痛みが生じます。
変形性関節症の主な原因は『熱(炎症)』です。
骨の成分はカルシウムという認識の人が多いと思いますが
「実は8割がタンパク質」です。
タンパク質は非常に熱に弱い物質で、35~40度以上炎症が続くことで徐々に変形していきます。
熱が捨てきれなくなると今度は膝に水を集めて冷やそうとします。
水が溜まるのは炎症を抑えるための防衛反応ですので抜いてはいけません。
『アイシング』をして炎症を取り除くことが大切です。
元を辿ると、「骨盤のねじれ」から膝へと負担がきてますので
当院では、まず骨盤から整えて膝への痛みを軽減させていきます。
それでも痛みが残るという場合には、直接膝関節を矯正していきます。
早期の治療が変形を防ぐことに繋がります。
そのまま放っておかず一度ご相談ください。
toreta整体院/整骨院 山崎
2021.09.07痛みの改善
四十肩、五十肩の原因と対策
「元々肩こりはなかったけど急に腕が上がらなくなった」
「上げると激痛が走る」という方いらっしゃると思います。
四十肩、五十肩について説明していきたいと思います。
正式名称は『肩関節周囲炎』と言います。
まず肩関節の構造ですが、肩の関節は骨盤や股関節とは違い、可動域が広い分浅くくっついています。
その不安定さを補うために肩周りの筋肉が支えています。
関節というのは、どれもくっついている状態が正常で
反対に少しでも引っ張られる力(牽引力)が加わると緩んでいきます。
肩関節も同様に、引っ張られる力によって筋肉や神経までも引き伸ばされ
腕を支える力が減少してしまいます。
(例えば、重いカバンを片手で持ち続けたり、子供に手を引っ張られる等)
デスクワーク等で背中が丸くなり、手が前に出る状態が続くだけでも肩関節は緩くなっていきます。
ですが、肩関節も緩んでいく訳にはいかないので、肩周りの筋肉が張って支えようとします。
その張りが積み重なることで強くなって硬くなり、四十肩、五十肩の原因となって痛みを伴います。
では、どう対処すればいいのか?
1.「アイシング」をする。
「肩関節周囲炎」文字通り「炎症」ですので、必ずアイシングをして除熱を行います。(30分~60分程度)
これを何回も繰り返し行うだけでも、痛みは落ち着いていきます。
2.肩関節を正しい位置に戻す。
自分で矯正できる運動があります。
それは『腕立て伏せ。』です
ただ、筋トレの腕立て伏せではありません。
やり方は、腕立て伏せの姿勢から、膝をつきます。
(膝をつけると楽にできます、それでもキツいという方は壁でも構いません。)
手の位置は「ハ」の字
(少しコツがありますので、先生にお聞きください)
ゆっくり肩甲骨同士をくっつけるイメージで曲げていきます。
これを10回程で構いません。
これだけです。この動きで肩関節を自分で矯正することができます。
それでも肩を上げると痛い、上がらないという方に
当院では特殊な器具を使って治療していきます。
こちらの器具に、脇を挟んでいただいて腕を動かしながら
肩関節などを矯正することができます。
もちろん、1回2回で良くなる訳ではなく、少しずつ肩の可動域が増え
痛みも落ち着いていきます。
40肩、50肩の様な重い症状ですと、治るのに数か月はかかりますが
必ず治りますので少しお時間をいただければと思います。
toreta整体院/整骨院 山崎
2021.09.02痛みの改善
腰痛を改善する運動
今回は普段自分で出来る腰痛改善の運動についてご紹介します。
運動と言っても激しい動きや、運動が苦手な方でも出来る、人間として当たり前の運動です。
人間が4足歩行から2足歩行出来るようになったのは骨盤がもの凄く発達したからです。
人間は足で歩くのではなく、骨盤で歩くのです。歩くことで骨盤の関節が動きハマっていく構造になっていて
40分~60分程歩くと骨盤が安定して腰痛を改善することが出来ます。
ただ、1回2回でやめてしまうと意味がありません。習慣付ける事が大切です。
よく「犬の散歩で歩いてます」と言われる方がいます。これだと犬のペースで歩いてしまうため効果が薄いです。
自分のペースで連続して40分~60分歩くことが大切なのです。
始めは家の周りを20分歩くだけでも構いません、徐々に30分40分・・・60分と時間を延ばしていきましょう。
昔の人は1日20キロ以上も歩いて村から村へ移動することが当たり前だったので、腰痛はほとんどありませんでした。
しかし、現代人は乗り物の発達や長時間のデスクワークで歩くことが激減しました。
近年ではコロナ禍の影響で、在宅デスクワークの方も増えていき通勤で歩くことすらできていない方も多くなり、
ますます腰痛、肩こりの方は増えてきました。それだけ歩くことは当たり前で大事な運動なのです。
週1回からでも構いません、ぜひ実践してみてください。
toreta整体院/接骨院 山崎
2020.10.15痛みの改善
痛いところは温めた方がいい?
今回は患者さんからよく聞かれる「痛いところは温めた方がいいの?」
という疑問にお答えしようと思います。
よく温泉などのイメージで温めた方が痛みが緩和するイメージがありますが
痛いところは必ず「炎症」が起きています。
文字通り「炎」で熱くなっています、そこにさらに温めて熱を加えてしまえば
当たり前ですが痛みは「悪化」します。
ですが、「お風呂に入っていると痛みが和らぐんです」と言われる方がいます。
それは何故かというと、神経が痛みの感覚を鈍らせてしまっているから
痛みを感じにくくなっているんです。
神経は熱に弱いのです。安易に温め続けてしまうと炎症が増していき
骨を変形させてしまう「変形性関節症」になる恐れもあります。
『痛み=炎症』ですから、冷やして中の熱を取り除いてあげればいいのです。
よく「膝に水が溜まる」と言いますが、それは体の防衛反応で炎症を抑えようとして水を溜めているのです。
ただ、冷やすといっても冷やし方があります。アイスノンや保冷剤では危険で意味がありません
マイナスの温度ですので凍傷してしまいます。
必ず、氷水(氷のう、ジップロック等)で痛めている箇所に直接あてて冷やします。
氷水ですと「0.3度」ほどですので凍傷は起きませんし
痛めている箇所の深部にまで効きますので炎症を抑えるのには最適です。
どの位の時間冷やせばいいのかというと、最低30分~60分程度冷やします。
すると大分炎症が落ち着いてくるはずです。(風邪を引かない様に体は保温してください)
冷やし終わった後は体が冷えたところを温めようとして血流が良くなります
血流が良くなることで痛めている箇所の回復が早くなります。
夏は暑いからやってみようと思う方が多いですが
秋冬の寒い時期になると辛いという方が増えてきます。
ですが、頑張って「アイシング」続けてみましょう。
そうすれば必ず痛みの強さに変化が出てくるはずです。
toreta整体院/接骨院 山崎
2020.05.07ゆがみの改善
お家で出来る簡単運動!骨盤・股関節を自分で矯正できる!?
今回はご自宅で出来る簡単な動き・運動をご紹介したいと思います。
この運動をしていただけば自分で骨盤・股関節、姿勢の矯正を同時に行うことができます!
やり方はシンプルです、みなさんが赤ん坊の頃必ずやっていたこと・・・
4足歩行『ハイハイ』です。
腰痛・股関節痛がある方や、なかなか外出できない産前産後の
骨盤が不安定なお母さんにも安全ですごく効果的な運動です。
お子さんと一緒にハイハイすれば、子供も自分も矯正できる!一石二鳥です。
単純に『ハイハイ』と言っても、やはり姿勢は大事です。
場所は直線の廊下を往復が理想です。長い直線が無ければ『8の字』を描くようにハイハイしてみてください
以上です。これは一日何回でも、5分以上やっても構いません、無理なく続けてみましょう。
コレだけです。この運動をやっていただくだけで骨盤・股関節、姿勢を自分で矯正することができます。
家の中で仕事や寝すぎたり、ゴロゴロして腰が痛いなーと思ったら、運動も兼ねて是非実践してみてください!
今後も、家で簡単にできる体操、運動など載せていきたいと思いますので是非チェックしてみてください!
toreta整体院/接骨院 山崎
2019.03.15痛みの改善
なかなか治らない肩こり・・・ マッサージ依存症になっていませんか?
当院でもよく来院される理由として、肩こりは非常に多くの患者さんを診させて頂いております。
患者さんのお話を聞いていますと、皆さん同じ事をおっしゃっています。
「マッサージの後は楽だけど、家に帰るとまたすぐに張ってきちゃう。」
「最初は弱い押し具合で効いていたけど、今は強く押してもらわないと全然効きません。」
これはマッサージ依存症になってる証拠ですよ。
では、なぜなかなか治らない肩こりがおきるのでしょうか?
頸椎の配列の乱れから、潤滑不全をおこします。つまり関節の動きが悪くなります。
そうなると重たい頭をちゃんと支えられなくなります。→筋肉は首を守ろうと防御反応が働きます。
→筋肉が張って頑張ります。→肩こり完成
これが、なかなか治らない肩こりです。
意味があって筋肉は張っているのです。
これを安易にマッサージすると、免疫により防御反応が起こり、より守ろうとしてまた強く張ります。
だからなかなか改善しないのです。
頸椎の配列の乱れを改善します。これがよくならないと根本の改善になりません。
専用の頸椎調整器具(もちろん痛くありませんよ)や手技(もちろん痛くありませんよ)によって不具合を改善していきます。
何回もマッサージされてガチガチの筋肉の回復にも効果していきます。
これで穏やかにマッサージ依存症から解決に向かう事ができます。
だんだんと楽になっていきますよ。
肩こりtoreta 寺村
2019.02.12痛みの改善
ミルキングアクション装置
この器具は、ウォーターベットに寝て頂き、足をこの装置に入れて頂きます。
足が自動的に動くことにより、骨盤に対して、安全に潤滑性を高められます。
このことにより、あまり歩くことが出来なくなっしまった方に足や骨盤機能の回復ができます。
また、骨盤の潤滑不全からくる様々な症状にも効果的です。
2018.12.26ゆがみの改善
出産前後の骨盤矯正 重い腰痛の方の最新機器!
この器具は、ハイハイの姿勢をとり、例えば股関節障害の方にも無理なく開閉運動を行う事ができます。
この姿勢と運動で骨盤矯正ができる器具になっています。患者さんはこの器具矯正後、背筋が伸びる!足がちゃんと地面に着く!等、好評です。
しかも患者さん自身に動かしていただきますので、安全かつ効果的に無理なく施術が行えます。
妊娠中、出産後の骨盤矯正、重い腰痛、等様々な骨盤矯正が必要な方に適しています。