2019.03.30しびれの改善
椎間板ヘルニアって?
腰痛をお持ちの方は整形外科でレントゲンを撮って『椎間板ヘルニアですね。』
と言われた方は多いのではないでしょうか?
「椎間板ヘルニア」は、背骨の椎間板から、髄核が飛び出した状態をいいます。
その飛び出した髄核が、神経を圧迫して痺れや、痛みを手足に起こしているといわれています。
これには、非常に疑問点が多いのです。
当院でも、病院で『手術しかない』と言われたり、手術をされて
しばらくするとまた再発した方など多数来院。
ほとんどの方が、シンプルな矯正で、改善されていきました。
普段通われている方と施術はほとんど変わりませんし、髄核に直接働きかけるような施術もしていません。
このことからも、本当に飛び出した髄核が問題なの!?と思ってしまいます。
⓵ 髄核は90%が水です。ほぼ水です。水が、弾性体の神経を圧迫したりすることができるでしょうか?
・物理的に難しくないでしょうか。
② レントゲンで椎間板ヘルニアと診断されても、痺れや痛みが症状として出ている方があまり多くありません。
・アメリカの腰痛の研究でも、ヘルニアはあってもほとんどが無症状という報告もあります。
この研究所はMRI画像診断は腰痛の診断に診断価値はないと言っています。
③ 髄核は免疫によって消失します。2か月~6か月でなくなっていきます。
・しかし、ヘルニアが無くなっても腰痛が治まらない方はたくさんいます。
当院でも手術をされたことのある患者さんが大勢います。
では、なぜ椎間板ヘルニアがおこるのでしょうか?ここが、大事です。
骨盤と腰椎は連動しています。骨盤がねじれるてしまうと、腰椎もねじれます。
そうなると、腰椎を連結している椎間板に負担がかかります。
椎間板は繊維状に腰椎を連結させていますので、ねじれる力がかかり続けると
そのうちに、ほつれてきます。
その、ほつれた場所から髄核が出てきてしまいます。
では、ほつれる原因は?
① 不良姿勢(足を組む、横座り)
② ねじるスポーツ(ゴルフ、テニス等)
これからもわかるように、「骨盤のねじれ」が大問題であり
また不良姿勢を正すことで解決の道につながります。
ある患者さんの話しですが、2度の手術の後、症状が再発しました。
『手術は意味がないのでは?』と疑問に思われ当院に来院されました。
しびれも酷く、仕事も手につきません。夜も寝られないようでした。
検査後、上記の事を説明し、骨盤矯正、姿勢の改善、歩行・アイシング指導
(後日、歩行・アイシングの大切さをブログにて書きますね)
2か月程で、改善されていきました。
『ヘルニアだからしょうがない』と諦めている方はたくさんいらっしゃると思います。
でも骨盤の矯正と姿勢の改善があれば、諦めることではないと思います。
手術を考える前に一度ご相談ください。
toreta整体院/接骨院 寺村