2022.07.28痛みの改善
傷めた筋肉、靭帯を修復するローラー
スポーツ外傷などで筋肉、靭帯を傷めた事があるという方多いと思います。
例えば、「捻挫」や「肉離れ」等、運動をしている方であれば、こういった怪我はつきものですよね。
当院では、骨格だけではなく、傷めた筋肉、靭帯に対しても処置することができます。
その中で、「捻挫」をしやすい人「筋肉」を傷めやすい人がいます。
怪我をしやすい人と、しにくい人との「差」は何かというと、「骨格のバランス」です。
骨盤や背骨、各関節が安定している方であれば、身体に柔軟性があり怪我をしにくいのですが
骨格が不安定な方は、身体の柔軟性が少なく、筋肉や靭帯、関節に過度な負担がかかり
怪我をしやすいのです。
そこで当院では、傷めた筋肉や靭帯を修復する特殊なローラーを使い、痛みを改善していきます。
ですが、骨格が不安定なままだと、また同じような怪我を繰り返してしまいますので
骨格を整えたうえで、筋肉や靭帯を修復してあげると、怪我をしにくい身体になっていきます。
そういった怪我をしない強い身体にしていくという事が、大事だと考えております。
toreta整体院/整骨院 山崎
2022.04.04痛みの改善
牽引治療は身体を壊す
昔から首肩、腰痛があると「牽引治療」をするところがあります。
最近ではあまり聞かなくなりましたが、未だにあるようです。
私たちの治療院では「牽引治療」(引っ張る様な治療)は禁忌事項です。
なぜ、いけないのかお話していきます。
つい最近「半年前から坐骨神経痛で立っているのも、歩くのも辛い」という方が
来院されました。まだ、20代前半の方です。
その方は「今まで肩こりも腰痛もなかった」と言います。ですが、原因は必ずあります。
お話を聞くと「コロナの影響で2年間在宅勤務で、ほとんど動いていない」という事でした。
長時間の座り仕事が毎日続き、お尻から太ももにかけて、強い痛みと痺れが出てしまったのです。
さらに「半年前から整形外科でマッサージと牽引治療をしている」という事でした。
ですが、一向に症状は良くならず、むしろ悪化していったと言い
痛み止めの薬も徐々に強い薬に変わっているという事でした。
では、何で牽引治療をするのか、するとなぜ悪化するのか?
例えば、「椎間板が潰れてしまっている」「頚椎、腰椎の圧迫によって神経が圧迫されている」といった理由です。
神経が圧迫されているから、伸ばすという考え方は分かります。
ですが大きな理由としては、「神経は引っ張られる力に弱い物質」だからです。
神経は引っ張りの力が加わると痛みの感覚が麻痺してしまうのです。
なので、牽引治療後は凄く楽になった気分になるのですが
もちろん、感覚が戻ってくるとまた痛みがでてきます。
ここで、一番問題なことが「神経と一緒に関節や筋肉までも引き伸ばされている」ということです。
関節というのは、重力を身体に受けて、くっついている状態が正常で
反対に、引っ張られて関節が緩んでしまうことは異常なのです。
関節が緩むことで筋肉の張りが強くなります
すると坐骨神経を圧迫する力が強くなり痛みが悪化するのです。
何も知らなかったその方は、この話を聞いてとても驚いていました。
私は、半年間も毎週牽引治療をしていたと思うとゾっとしてしまいます。
その方は、当院に来院してまだ数回しか治療していませんが
少しずつ痛みが落ち着き、立てる、歩ける時間が増えてきました。
当院では牽引とは真逆、「押圧で関節を安定させる」矯正をしています。
関節が安定すれば、周りの筋肉の張りがとれ、痛み痺れをとることができます。
牽引が良い悪いや、治療についての記事は様々あり
みなさんもやって良いことなのか、悪いことなのか分からない事があると思いますので
一度ご相談いただければと思います。
toreta整体院/整骨院 山崎
2022.03.31痛みの改善
ばね指(指の腱鞘炎)
ばね指についてお話していこうと思います。
ばね指とは腱鞘炎の一種で、指の腱が腱鞘という、刀でいう鞘(さや)の部分を
通過するときに引っかかってしまい、カクカクとした動きになり
痛みを伴う症状です。
ばね指の原因は、主に指の使い過ぎによって腱が鞘を通過する際に摩擦が起こり
炎症することで腱が肥大し、それが通過障害となって鞘に引っかかり
カクカクとした動きになるとされています。
ばね指は腱鞘炎、炎症ですから初期のばね指であればアイシングをし続けていれば治ってしまいます。
しかし、進行したばね指は、冷やすだけでは治らない場合があります。
それは、無理に動かしている結果、摩擦によって腱がほつれてしまい
鞘に絡まったり腱の肥大が大きくなりすぎてしまう場合です。
この場合は特殊な処置が必要です。
当院では、こちらの診療器具で腱の繊維を整え、関節の動きを調整し、その後にアイシングを行います。
ただ、1回2回で治るものではなく処置回数が必要になります。
早く治る方もいれば、指をよく使うお仕事の方だと治るのが遅い方もいます。
まずは指を酷使せず温存すること、出来る限りアイシングを実践することから始めてみてください。
toreta整体院/整骨院 山崎
2022.03.28痛みの改善
首肩周りの痛み
肩こりといっても痛みがでるところは人それぞれです。
その中でも痛みが多くみられる箇所が、肩甲骨の上角(下図の青い丸印)です。
皆さんはここをいくらマッサージしても、またすぐに痛みがでてきませんか?
なぜすぐに痛みが出てきてしまうのか、説明します。
第一頚椎の始まりから肩甲骨の角(肩甲骨の上角)までの筋肉を「肩甲挙筋」といいます。
第一頚椎の起始と肩甲骨の停止部分、ここがもし引っ張り合ったとしたら、首あるいは肩
また両方に張り感を覚え、やがて痛みに変わっていくのです。
肩甲骨周辺が痛いものですから、そこを揉んだりしてしまいがちですが
実は原因はそこではない場合が多いのです。だから揉んでも一向に治らないのです。
第一頸椎と第二頸椎が崩れることによって肩甲挙筋が引っ張られ
肩甲骨周辺が痛くなることが多いのです。
例えば、頬杖をつく癖があったり、横寝で肘を立ててテレビを見たり等
こういった姿勢をとっていると簡単に第一頸椎と第二頸椎は崩れてしまいます。
すると、「肩甲挙筋」が引っ張られ肩甲骨の上角が痛くなったりするのです。
第一頸椎と第二頸椎を整えてあげれば、首や肩甲骨上角の痛みをとることができます。
こちらの器具で第一頸椎と第二頸椎を調整することができます。
この器具で劇的に良くなる方もいらっしゃいます。
ですが、横寝や頬杖をつく等の不良姿勢の癖を直さないと、もちろんまた痛くなります。
これでは、元も子もないので、toretaでは生活の仕方も指導していきます。
首肩こりでお悩みの方は是非一度ご相談ください。
toreta整体院/整骨院 山崎
2022.03.17痛みの改善
坐骨神経痛
みなさんは寝すぎて腰やお尻が痛くなったり
長時間座りっぱなしでお尻が痛くなったりしたことはありませんか?
普段から身体を動かさない方に多くみられます、よく痛くなる方は要注意です。
今回は「坐骨神経痛」について説明したいと思います。
坐骨神経痛とは、腰から足にかけて伸びている「坐骨神経」が牽引・刺激されることであらわれる
痛みやしびれるような症状です。
多くの場合、腰痛に引き続いて発症し、お尻や太ももの後ろ、足先などに痛みやしびれがあらわれます。
まず、腰痛は病院に行って、診断されるとだいたい3つの症状に分類されます。
1.椎間板ヘルニア
2.脊柱管狭窄症
3.坐骨神経痛
長く症状を持ってる方は、必ずどれかの症状を診断されていると思います。
実は日本整形外科学会では公式に『腰痛の原因は90%が原因不明』と発表しています。
言い換えると、90%の方は症状が、いつまでもくすぶっていることだと思います。
なんせ、原因不明ですからね。
上記3つの腰痛の診断を受けて、ずっと症状が良くならない方の多くは
骨盤に問題がある方が多いです。ヒトの骨盤は絶妙なバランスで成り立っています。
このバランスが微妙に崩れてくると腰痛が発症します。
長時間の座り作業等で、腰椎が丸まり、骨盤がねじれ
腰からお尻にかけての筋肉(上図の梨状筋周辺の筋肉)の張りが強くなることで
坐骨神経が牽引・刺激されることが原因の一つと考えられます。
よく整体や接骨院、整形外科で「牽引治療」や「マッサージ」をしましょう。
と言われるところがありますが、絶対にやってはいけないのが「牽引」です。
各関節(骨盤、股関節、膝関節、足首)というのは、くっついている状態が正常で
反対に、引っ張られて離れていくことは異常な状態なのです。
「牽引」というのは、くっついている各関節を引き離してしまうのです。
すると、「足に力が入らない」だとか、矯正後に「痛みしびれが悪化した」等
症状が悪化してしまうことが非常に多いのです。
ではなぜ「牽引」をするのかというと、「神経は引っ張られる力に弱い物質」
だからです。なので引っ張られている間は痛みしびれを感じにくくなるのです。
「マッサージ」もよくはありません。
腰椎の丸まり、骨盤のねじれから周りの筋肉が張ってしまっているため
筋肉だけをマッサージしても、腰椎や骨盤を整えなければ
また筋肉が張って痛みやしびれを引き起こしてしまうのです。
当院では、この崩れてしまった骨盤のバランスを絶妙に整える技術があります。
骨盤のねじれを矯正する器具『ハーネス』
腰椎の丸まりを伸ばすように矯正する『リダクター』という特殊な器具で
骨格から整えて痛みやしびれをとっていきます。
さらに、骨盤・股関節を整える体操なども指導していきます。
この様な強い症状は1日2日で出てくる症状ではありません。
治療も1回2回で治るものではありません、ですが必ず楽な日が1日2日
1週間と伸びていきます、諦めず少しずつ痛みをとっていきましょう。
この様な症状でお困りであれば、当院に一度ご相談ください。
toreta整体院/整骨院 山崎
2021.12.18痛みの改善
人は熱に弱い
人は熱に弱い生き物です。
↓
人の体はタンパク質で出来ています。
↓
タンパク質は40℃以上熱が加わり続けると分解されていきます。
↓
脳の成分は6割が脂肪、4割がタンパク質です。
人は風邪を引いて40℃を超えると、脳のタンパク質が分解し始め命の危険がでてきます。
↓
骨の成分は2割がカルシウム、8割がタンパク質で出来ています。。
肩こり、腰痛等で痛めている所は炎症(関節炎、筋膜炎)を起こしています。炎症が40℃を超えると骨が溶け始めていきます。
人は体温より圧倒的に低い気温0℃以下でも耐えられますが、体温以上35℃~40℃を超えてくると熱中症などで倒れてしまいます。
この様に、体に熱を加え続けるということはデメリットが多いのです。
例えば:魚もタンパク質で出来ていて、温め続けると鮮度が落ち、傷んでしまいます。
どの様に鮮度を保つかというと、氷水につけて鮮度を保ちます。
人も同様に、鮮度を保つために痛めている所(頭や首、肩や腰)に氷水(アイシング)をします。
昔はよく熱が出た時は、水枕で頭や首を冷やして除熱をしていました。
現代では薬に頼ってしまうことが増え水枕も使わなくなり、見かけなくなってしまいました。
ですが、昔も今もやることは一緒です。熱や炎症を取り除くには必ずアイシングです。
toreta整体院/整骨院 山崎