椎間板ヘルニアって? 

腰痛をお持ちの方は整形外科でレントゲンを撮って『椎間板ヘルニアですね。』
と言われた方は多いのではないでしょうか?

 

「椎間板ヘルニア」は、背骨の椎間板から、髄核が飛び出した状態をいいます。

その飛び出した髄核が、神経を圧迫して痺れや、痛みを手足に起こしているといわれています。

 

これには、非常に疑問点が多いのです。

 

当院でも、病院で『手術しかない』と言われたり、手術をされて

しばらくするとまた再発した方など多数来院。

 

ほとんどの方が、シンプルな矯正で、改善されていきました。

普段通われている方と施術はほとんど変わりませんし、髄核に直接働きかけるような施術もしていません。

 

このことからも、本当に飛び出した髄核が問題なの!?と思ってしまいます。

 

⓵ 髄核は90%が水です。ほぼ水です。水が、弾性体の神経を圧迫したりすることができるでしょうか?

 

・物理的に難しくないでしょうか。

 

② レントゲンで椎間板ヘルニアと診断されても、痺れや痛みが症状として出ている方があまり多くありません。

 

・アメリカの腰痛の研究でも、ヘルニアはあってもほとんどが無症状という報告もあります。

この研究所はMRI画像診断は腰痛の診断に診断価値はないと言っています。

 

③ 髄核は免疫によって消失します。2か月~6か月でなくなっていきます。

 

・しかし、ヘルニアが無くなっても腰痛が治まらない方はたくさんいます。

当院でも手術をされたことのある患者さんが大勢います。


では、なぜ椎間板ヘルニアがおこるのでしょうか?ここが、大事です。

 

骨盤と腰椎は連動しています。骨盤がねじれるてしまうと、腰椎もねじれます。

そうなると、腰椎を連結している椎間板に負担がかかります。

 

椎間板は繊維状に腰椎を連結させていますので、ねじれる力がかかり続けると

そのうちに、ほつれてきます。

その、ほつれた場所から髄核が出てきてしまいます。


では、ほつれる原因は?

① 不良姿勢(足を組む、横座り)

② ねじるスポーツ(ゴルフ、テニス等)

 

これからもわかるように、「骨盤のねじれ」が大問題であり

また不良姿勢を正すことで解決の道につながります。

 

ある患者さんの話しですが、2度の手術の後、症状が再発しました。

『手術は意味がないのでは?』と疑問に思われ当院に来院されました。

しびれも酷く、仕事も手につきません。夜も寝られないようでした。

 

検査後、上記の事を説明し、骨盤矯正、姿勢の改善、歩行・アイシング指導

(後日、歩行・アイシングの大切さをブログにて書きますね)

2か月程で、改善されていきました。

 

『ヘルニアだからしょうがない』と諦めている方はたくさんいらっしゃると思います。

でも骨盤の矯正と姿勢の改善があれば、諦めることではないと思います。

 

手術を考える前に一度ご相談ください。

 

toreta整体院/接骨院 寺村

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