今回は頭痛と気圧の関係についてお話していこうと思います。
頭痛が起きる原因の一つに気圧の変化があります。
人は「1気圧」を体に受けていることが正常で、少しでも減圧すると体が膨張し異常を起こします。
想像していただきたいのは、スナック菓子など、密封された袋を山に持っていった時です。
山は上に登っていけばいくほど、気圧が低くなります。そうすると袋は膨張してパンパンになってしまいます。
低気圧の時は、人間の体も同じように、内側から膨張してパンパンになっている状態だということです。
こうなると、血液が膨張し、血管を拡張させてしまいます。
さらに血管だけでなく、脳内が膨張すれば頭蓋骨に脳が圧迫されます。
その他に、肺もスナック菓子の袋のように低気圧時は膨らむ傾向にあり
ガスの換気率が低下してしまうのです。
ガスの換気率が低下すれば酸素摂取量も低下し「脳が“酸欠”状態」を起こします。
この様に、気圧が低下することによって頭痛が起こる要因がいくつか出てくるのです。
頭痛が起きている時、脳は熱を生じています(鬱熱)。
日常のストレスも溜まりすぎると、脳はストレスを熱に変換します。すると頭痛が起こりやすくなります。
外から脳の除熱を助ける事で頭痛を抑える事が出来ます。
以前にもお話した『アイシング』をします。
アイシングをして頭をクールダウンすることで頭痛がおさまってくるはずです。
「頭寒足熱」という言葉があるように頭は必ず冷やします。
是非実践してみてください。
toreta整体院/整骨院 山崎