今回は、よく耳にする「ぎっくり腰」について紹介していきたいと思います。
「ぎっくり腰」とはどういう事を言うのか? 普通の「腰痛」と何が違うのか?
「腰痛」というのは、骨盤の歪みによって腰周りの筋肉が
歪みを支えるために張っている状態。
この状態が長年続くことによって、筋肉の張りが強くなり
痛みなどが出てくる症状を「腰痛」といいます。
「ぎっくり腰」とは、その腰周りの筋肉が骨盤、背骨を支えきれなくなり
筋繊維を強く痛めてしまう状態です。
(歩くだけで強く痛む、寝た状態から起きられない
前かがみが出来ない、背筋が伸ばせない等)
中には、腰痛を元々感じないという方も「ぎっくり腰」になることがあります。
そういう方は、腰周りの筋肉の張りが強く、痛みの感覚が麻痺していることが多いのです。
特に最近はコロナ禍で在宅勤務の方が多くなり、動くことがほとんど無いという方が多くなりました。
動くこと(歩くこと)が少なくなると骨盤が歪んでいき腰痛の原因になります。
「ぎっくり腰」というのは、1日2日からなる症状ではなく
長年の不良姿勢、運動不足の蓄積からなる症状なのです。
では、ぎっくり腰になったらどうすればいいのか?
よくお医者さんに「寝て安静にしていてください」と言われる事がありますが、寝ている状態は骨盤を不安定にさせ
痛みが増してしまいます。始めは歩くのも痛くて辛いと思いますが、しばらく歩き続けると骨盤が動いて安定し、
痛みも落ち着いてくるはずです。それに、痛いからといって揉んだり叩いたりするのも痛めてる筋繊維をさらに傷つけてしまいます。
歩いて骨盤を整えることが大切です。
『痛み=炎症』ですのでアイシングをして炎症を取り除くことが早く治す秘訣です!
(アイスノンや保冷剤はマイナス温度なので凍傷してしまう危険があります。)
アイシングは30分~60分を目安に冷やします。冷やした後は60分程休憩し、また60分アイシングという様に
繰り返して行うと炎症が引き血流も良くなるため、治りが早くなります。
toreta整体院/接骨院 山崎